オーレスンの女子旅おすすめ観光スポット【フッティルーテン寄港地】
南のベルゲンから北のキルケネスまで、ノルウェーのフィヨルド沿岸を大小34もの港に寄港しながら航海していくオーロラクルーズ船フッティルーテン。
1日しっかり遊べる観光地から、荷物の上げ下ろし程度の数十分の停泊時間しかないような小さな港まちまで、寄港する港は様々。港で降りて外に出るか出ないかは、自分の気の向くまま。
でもやはり、フッティルーテンに乗るからには降りて観光すべき代表的な港がいくつかあります。
ベルゲンからスタートする北行き航路で、初日にぜひ降りて観光すべきなのが、「オーレスン」。ここに簡単に行けるのは、船旅の特権!
「ノルウェーで最も美しい街」とも言われるフォトジェニックなオーレスンで訪れたい、女子旅おすすめ観光スポットを、実際に行った感想を交えて詳しくご紹介します。
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アール・ヌーヴォーの街「オーレスン」
ノルウェーのムーレ・オ・ロムスダール県にあり、入り組んだフィヨルド沿岸の島に位置する港町「オーレスン」。
この街は、ノルウェー人が選ぶ「ノルウェーで最も美しい街」に選ばれています。その理由は、アール・ヌーヴォー様式の美しい街並み。
1904年にオーレスンの街中が大火に見舞われ焼失。復興に尽力したノルウェー建築家達が当時大流行していたユーゲントシュティール、つまりドイツ版アールヌーヴォーの影響を受けていたため、街中がアールヌーヴォーの建築として復活したのだそう。
優美な曲線で彩られたパステルカラーの美しい街並みは、歩いているだけでワクワクと心躍ります。
人気の街ですが、日本から行くのはちょっと難しく。
オスロなど大都市からの直通の列車はなく、バスなどを乗り継いで7時間…。
飛行機なら、オスロなどから国内線で来てそこからバスで30分ほどで着きますが、小さな街なのでわざわざ泊まりにくるような感じではなく、かといって日帰りのために飛行機はどうなんだ…?となり。
でもフッティルーテンのクルーズ旅なら、船を降りてから徒歩でサクッと観光できます。これは船旅をしている人の特権!
オーレスンのフォトジェニックなおすすめ観光スポット
それでは、オーレスンの街で女子旅におすすめのフォトジェニックなスポットをご紹介していきます。
アクスラ山展望台
オーレスンに来たからには、絶対に外せない観光スポット。
そして写真を見て行こうと思った人が、行き方を調べてまず絶対にひくにちがいない観光スポットでもあります。
展望台に行くには、418段の階段を徒歩で登らなくてはなりません。
階段に数字がふってあるので、それを励みに頑張って登りましょう。
オーレスンの港からアスクラ山の入口の公園へは徒歩で約20分ほど。登り始めてから展望台までは、階段をゆっくり休みながら登って15分位かかったでしょうか。
でもヒーヒー悲鳴を上げながら登った先、頂上から見下ろすフィヨルドの海に囲まれたオーレスンの旧市街は絶景です。
頂上には、軽食が食べられるカフェも。
ちなみに、途中でフォトジェニックな写真が撮れる、崖に向かって張り出したガラス張りのフォトスポットがあるのですが、なんとヒビが入っていて立ち入り禁止になっていました。
今はもう直っているのかな?とても残念でしたが頂上からの写真もかなり素敵なので良し。
Hellebroaの橋周辺
オーレスンの街の中心部にかかる橋。観光で訪れたら必ず通る場所なので、行けばわかります。
カラフルな建物が運河沿いに一列に立ち並ぶ様子は、いかにもノルウェーの港町といった雰囲気。
アールヌーヴォー センター
Hellebroaの橋のすぐそばにある、アールヌーボーに関する博物館。大火後の1905〜1907年ごろに建てられたもので、建物自体もアールヌーボー様式の薬局を改装しておりとても可愛いです。
地下や2階の薬剤師一家の住居エリアが展示になっているようで、展示品はもちろん、木製のアールヌーボーの螺旋階段などが素敵なんです。
私たちが行ったときは残念ながら定休日で見られなかったのですが、1階入り口のミュージアムショップには無料で入れました。この奥にはカフェもあるそうです。
Jugendstilsenteret
住所”:Apotekergata 16, 6004 Ålesund, Norway.
※すぐ隣のKUBE美術館とは共通チケットになっています
オーレスンのクルーズターミナル
実はクルーズ船から降りてすぐの港もフォトスポット
白い小さな灯台の周りを海鳥が飛び回ったり、昔ながらの素朴な白い建物が、青い空と海に映え、フォトジェニック。
牧歌的で素朴な、絵本の中に出てきそうな雰囲気です。
小さな港町オーレスンでのんびりフォトジェニックな散策を楽しんで
どこを向いても、お菓子でできたような可愛らしいアール・ヌーヴォーの家々が立ち並ぶオーレスン。
博物館やカフェに寄ったりすればだいぶ時間は変わりますが、ここに上げているスポットを全て巡っても、徒歩で2時間もあれば回りきれそうな小さな港町です。
アクスラ山も急がずゆっくりと体力を回復しながら回って、ぜひこの可愛らしい街の散策を楽しんでください。