ノルウェーの港町ボードーのおすすめ観光スポット

フッティルーテンのオーロラクルーズ、いよいよ北極圏内に入った4日目に立ち寄る港がボードー。

エクスカーション（クルーズのオプショナルツアー）は申し込まないことに決めていたので、自力で観光したのですが、ボードーは旅行に関する情報がほとんどなくて結構困りました。
あっても、大自然の中までいく時間のかかる場所だったり…。

そんな中でも、どうにかこうにかいくつか徒歩で巡れるスポットを見つけたので、ご紹介します。

ボードーについて

ノルウェー・ヌールラン県最大の都市、ボードー。
港町として栄えると共に、ノルウェー最長の鉄道駅の終着点でもあり、地理的に北極圏にあるため夜にはオーロラが見られます！

オスロからここに北上する間に、季節も秋から冬へと一つ進んだ感じ。

ここからどんどんと、人の世界というより氷と雪が支配する世界に入っていく境目の町というイメージです。

なのでボードーは大自然のアクティビティがいっぱい！
森へのハイキングにスキートレイル、渦潮…

そしてなんと言っても、世界で美しい場所のひとつとも言われるロフォーテン諸島の観光の入り口の街として知られています。

切り立った山と美しい海に抱かれた、フィヨルドの入り組んだ入江。
赤い小さな木造りの家が並び、手つかずのまま残されている自然と共存して暮らしている、おとぎ話のような村。
神秘的な島々は、夏も冬も、世界中の写真家が愛してやまない、幻想的な景色。

…ということで、自然の中へ行くか、島に行くかがメインで、ボードーの街中でサクッと観光するスポットはあまりないんですが、そんな中でも頑張って見つけた日帰り観光スポットがこちら。

ボードーの観光スポット

ウォールアート

街中にある巨大なウォールアート。
Googole mapには「After School Wall Painting」の名前で登録されています。かわいい名前w

空にオーロラを描いているところが、さすが北極圏の街。オーロラが見られる場所まできた、という証に写真を撮ってみては？

このアートはかなり大きめで、かつスペース的にも後ろに引けないので、上まで写真に収めたければ広角レンズを持っていくことをおすすめします。

ノールランド博物館（Nordland Museet、Bodø City Museum）

ボードー市立博物館はボードーで最も古い建物の 1 つで、1904 年に博物館として開館。

ただ、今はちょっと複雑で、2024年は市のプロジェクトだかなんだかで一時的にサーミ博物館に変更され、名前もdåddjo/Buvvda Musea 2024 に変わっているとのこと。

サーミ（北欧の少数民族）の芸術と文化に焦点を当てた展示になっているそうです。

ノルウェー航空博物館

北欧最大規模の航空博物館

時代ごとの軍用機の展示と民間機の展示がされており、充実の内容。操縦席や、リアルな管制塔の内にも入ることができるんだそう。

中心部からちょっと歩くので、私たちは寄りませんでした。

Rensåsparken公園

少し小高いところにある小さな公園。
丘の上にはベンチがあり、街並みの向こうに、切り立った山々をバッグに佇むフッティルーテンの姿も見られます。

ボードー大聖堂

街の中心部にある教会。
私たちは外から見ただけで引き返してしまったのですが、中はシンプルながらステンドグラスがきれいなようです。

見ていけばよかった…！

できれば泊まりがけで来たい

ボードーは見どころは多いのですが数時間でサクッと巡れるところはあまりなく。

できれば日帰りではなく、ここに宿泊してロフォーテン諸島に森にと繰り出す、旅の拠点として訪れたい街ですね。

ノルウェーの中でも結構北にきて、オスロと同じような格好でいるとかなり寒いです。冬の街歩きの際は、暖かい格好をしてどうぞ！