クルーズ船の選び方【クルーズ基礎知識】

飛鳥Ⅱ

円安や物価高などで少し行きづらくなった海外旅行。そんな逆境の中でも、食費やアクティビティがインクルーシブでお得に手軽に旅ができると、以前以上に人気を集めているのが、クルーズ旅。

海外では昔から老若男女の一般的な旅行方法として広く認知されていましたが、日本では一昔前は定年退職後に年配の方が乗るものというイメージでしたね。

それが今や海外に追いついてきて、女子旅から子連れ旅まで幅広い層に人気に。でもまだ乗ったことがなく、どのクルーズ船に乗ったらいいかわからないという人もいるでしょう。

この記事では、クルーズ船を選ぶときに参考になるクルーズ船の基礎知識について解説します。

クルーズ船の種類

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クルーズ船には、色々な分け方があります。
ランクだったり、船籍だったり。

船籍と立ち寄る港

クルーズ船がどんな港に寄るかはもうそれこそ世界各国色々なパターンがありますが、国内か海外がで分けると以下の3つに大別。

  • 日本国内の港のみをめぐるコース
  • 日本発着で、海外の港にも寄港
  • 海外発着(飛行機で港まで行ってそこからクルーズする)

少し気をつけなければいけないのは2番目でしょうか。

実は船にはそれぞれ籍があり、外国船籍の場合は日本発着の場合でも途中必ず1箇所は海外の港に寄らなければならないという決まりがあります。
そして外国籍クルーズ船の場合は、日本発着だろうと船の中に入った瞬間から外国扱いになるのです。

入るにはパスポートが必要。船内の公用語や通貨もドル(クルーも外国人が多い)。

コスタ・セレーナ

つまり、日本発着のコースでも外国船籍の船なら、船に入った瞬間から海外旅行気分が味わえ、さらに立ち寄った海外の港で本物の海外(だいたい韓国や台湾、東南アジアなどの近場)が楽しめます。

思いっきり海外気分を味わいたいなら、やはり海外の港から発着する船が一番ですが、日数がなくて海外の港まではいけないとか、もっと気軽に海外旅行をしたいなら日本発着の外国籍船もおすすめ。

それよりまずは気軽にクルーズを体験してみたい、やはり日本が好きだし日本語で過ごしたいという人は日本発着日本船籍へ。

ちなみに、日本発着の外国籍船も英語の話せない日本人に慣れているので、言語の心配はご無用です!

ランクによる分け方

飛鳥Ⅱ

クルーズ船はランクによって、大きく3つに分けられます。

  • カジュアル
  • プレミアム
  • ラグジュアリー

費用は上から下へ高くなり、サービスもきめ細かなものになっていきます。

いわゆる「豪華客船」と一般的にイメージされるのはプレミアムかラグジュアリーが近いかも。

カジュアルクラスの船は、もっと気軽に普段の旅行手段の一つとして選択できるラフさです。動く遊園地みたいなイメージ。

コスタ・セレーナ


お手頃価格で、船は概して大型でゲストの人数も多く大衆向け。設備も遊園地のような賑やかで、遊ぶところが多く騒いでも大丈夫なので子連れにもぴったりです。グループでの女性旅にもとても楽しかった。
ドレスコードはないことが多いです。

一方ラグジュアリークラスは、ゲストの人数は少なくプライベート感あり。船は小さく(一人当たりの面積は大きくなりますが)、乗客一人当たりに対するクルーの数は多く、大人向けで落ち着いた雰囲気に。
夜はフォーマルな服が必要になる場合が多め。

飛鳥Ⅱ

プレミアム船は、その間の雰囲気。いわゆるクルーズ旅行と言われて想像するゴージャスな船内や非日常感が味わえつつ、服装や過ごし方など気を張らずに過ごせるので、初めての人にはこのクラスがおすすめかも。

肩肘張らずに過ごせる非日常の船上ライフ、というイメージ。私も初めて乗ったはこのクラスの、ダイヤモンド・プリンセスです。

どのランクの船に乗るかは、費用だけでなく誰とどんな過ごし方をしたいかで選ぶのがおすすめです。

色々なクルーズ船を楽しもう

フッティルーテン

これらの分け方以外にも、まだまだ色々なクルーズがあります。

通常は海を航海しますが、大きな河川を航海していくリバークルーズ(そこらへんの川でやっている川下りみないなものではなく、クルーズ船がやっているものね)もあります。(※フェリーは、宿泊を伴ってもクルーズ船には含まず)

そして南極や北極などを優雅にクルーズできるエクスペディションクルーズなども。

一度乗るとハマらずにいられないクルーズ船。
このブログでは、クルーズ船の魅力を、実際に乗ったリアルな感想と実際の写真と共にお届けします。

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